やさい料理研究家の國行志保です。ご訪問ありがとうございます。武蔵小杉のサロンから
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左利き用スプーンと母の退院
2014年10月23日 (木)
野菜をふんだんに使ったおもてなし兼おうちごはんを提案する

「Shiho's Veggie Circle」@武蔵小杉
野菜料理研究家しーちゃんです


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「お父さん、これ買ってきてくれたんだけど・・・」

母が浮かない顔で言う

26年10月23日 スプーン1

これは左手用のスプーン

26年10月23日 スプーン2

左利きの人用に右側の膨らみが大きくなっている


くも膜下出血を起こしてから感染症や水頭症を引き起こしてしまい

長い間意識がなかった母の筋肉はほぼ全て落ち

リハビリを経ても右手の筋肉は固まってしまっていて思うように動かない


なので食事をする手は左手

リハビリの担当医も「右手のこれ以上の回復は難しいので

今後は左手を主に生活をして行きましょう」という見解

でも母は右手で食事をすることにかなり執着している

26年10月23日 母2

いつか右手が自由に動くと思っているようで

それを否定して「左手で」というのも何だか切ない


そして母が言った

「あと1ヶ月で退院だって」


え?退院?

嬉しそうな母を目の前にして困惑した

今の母の状態で退院して家に連れて帰ったらどうなるんだろう?

頭の中がグルグルした

あんなに切望していたことなのに


帰宅して父に確認したところ、施設の滞在期限は3ヶ月

みんなで決めた家に帰る条件は「ひとりでトイレに行けること」

3ヶ月後にそれが叶わなければ延長することになっている


「母さん、家に帰りたがっているからなあ」

父が言う

そう、その通り

施設は母よりも10から20もお歳の方ばかりで

母がそこにいるのはなんとなく違和感を感じる

母は言わないけれど、あまり居心地がよくないのかもしれない

本当に早く帰りたいんだよね

26年10月23日 母3

帰りにエレベーターの前まで見送ってくれた母

笑顔で手を振ってくれる母に対して何だか後ろめたかった


ごめんね、お母さん

きっときっと帰れるよ

それまでにみんなでしっかり準備しておくからね




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